耳鼻科

耳鼻科は第2、4木曜日のみ診療を行っております。
日程変更の場合もあります。初診の方は受診前にお電話にてご確認ください。


耳鼻咽喉科について

耳鳴り、難聴、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、扁桃炎、頭頚部のがん、嚥下困難などを診る診療科です。耳や鼻の症状に加え、めまいや頚部、口の中の症状(口の渇き、できもの、長引く潰瘍、嚥下違和感・困難など)を診察します。内科と耳鼻咽喉科のどちらの科にかかっていいか迷った時は気軽にご相談ください。内科と連携を取りながら適切な診療を行っていきます。

このような症状はありませんか?

耳の症状

鼻の症状

口・のどの症状

首の症状

耳の病気

外耳炎

耳の入口から鼓膜までの外耳道に、炎症が起こっている状態です。主な症状としては、耳のかゆみや痛み、耳だれなどがあります。耳掃除の際に皮膚を傷付けたり、耳に細菌が侵入したりすることで起こります。

外耳道真菌症

外耳道に真菌が増殖する疾患です。通常、真菌が増殖することはありませんが、免疫力が落ちたり、必要以上に耳掃除を行ったりしていると、外耳道が傷付いて感染しやすくなります。発症すると、強い耳のかゆみや痛み、耳だれ、耳閉感、難聴などの症状が起こります。外耳道真菌症の可能性がある場合は耳だれがないかを調べ、外耳道を清潔にしてから、真菌の繁殖を抑えるための抗真菌薬軟膏や耳の洗浄などを行っていきます。一般的な炎症よりも治るまで時間を要しますが、完治できるまで治療を続けていきましょう。

外耳道異物

異物が外耳道に入ってしまう状態です。耳かき棒や綿棒の先端が入ってしまうケースが多いのですが、特に子どもの場合は、自分でおもちゃなどを入れてしまうケースが多いとされています。無理に取ると奥へ入り込んでしまう恐れがあるので、医療機関で適切に取り除くようにしましょう。また、昆虫が耳の中へ侵入すると、痛みや激しい雑音、鼓膜の損傷などが起こりやすくなるため、注意しましょう。

中耳炎

鼓膜よりも奥にある中耳に起こる炎症のことです。中耳には鼻腔とつながっている管状の耳管があります。中でも急性中耳炎は、風邪などを引き起こした病原体が耳管を通じて鼻から入り込み、中耳に感染することで発症するとされています。子どもの耳管は大人よりも太くて短く、角度も真っ直ぐなので感染を起こしやすい傾向があります。主な症状は、痛みや耳鳴り、耳閉感、耳だれ、難聴などがあります。また中耳炎は急性中耳炎だけではなく、慢性中耳炎や滲出性中耳炎、真珠腫性中耳炎などもあり、自覚症状が目立たない場合もあります。進行すると手術が必要になる中耳炎があります。中耳炎を悪化させたり長引かせたりすると、内耳の炎症も起こることがあるので、適切な治療を受けることが大切です。

内耳炎

慢性的な中耳炎から細菌感染を起こした時、急性中耳炎が悪化した時などに、発症しやすいとされています。また、内耳は聴覚に加えて、平衡感覚も司っています。そのため内耳炎を発症すると難聴や耳閉感、耳鳴りだけではなく、めまいのようなバランス感覚に関する症状も起こるようになります。
治療としては、まずは原因となっている中耳炎などの治療を優先して行っていきます。内耳炎はステロイド薬などを用いて治療をおこないますが、聴力障害を完治させることは難しい傾向にあります。内耳炎へ移行しないよう、中耳炎を完治させるようにしましょう。

鼻の病気

副鼻腔炎・鼻茸(鼻ポリープ)

副鼻腔(ふくびくう)とは、頬や眉の上の内部に拡がっている空洞のことです。急性副鼻腔炎は、長引く風邪などが原因で、副鼻腔に炎症が広がる疾患です。発症すると、黄・緑色の鼻汁、後鼻漏、頬・目の奥の痛み、頭痛などが起こります。鼻鏡検査や鼻からの内視鏡検査、CT検査で診断します。鼻の処置や抗生剤などを用いた治療で改善することができます。
完治させないと、慢性化して慢性副鼻腔炎に移行する恐れがあります。一般的に副鼻腔炎は「蓄膿症」と呼ばれていて、長期間治療を継続しても改善しない場合には手術が必要になるケースもあるため、慢性化を防ぐことが重要です。濃い鼻水が出てお困りの方は、放置せずにご相談ください

アレルギー性鼻炎

スギ・ヒノキ花粉をはじめとする季節性と、ハウスダスト・ダニなどの通年性の二種類に分けられます。くしゃみや鼻水(水っぽくてサラサラしている)、鼻づまり、目のかゆみ・充血、頭痛などの症状がみられます。当院では薬物療法や舌下免疫療法で治療しています。花粉症の場合、花粉が飛び始めるシーズンの2~4週間前から薬の服用を開始しておくことが効果的です。お悩みの方は早めにご相談ください。


鼻中隔彎曲症

鼻の穴の間には、鼻中隔(びちゅうかく)という仕切りが存在します。鼻中隔彎曲症とは、この鼻中隔が中で大きく曲がっている疾患です。彎曲(わんきょく)によってひどい鼻詰まりを起こしている場合は、手術で治す必要があります。まず鼻内を診察し、手術が必要だと医師が判断した場合は、連携先の高度医療機関へご紹介します。

のどの病気

扁桃炎

のどの奥にある扁桃にウイルスや細菌が感染し、炎症をおこす疾患です。主な症状としては、高熱や頭痛、寒気、関節痛、全身倦怠感が挙げられ、のどの痛みが強いという特徴を持っています。
ウイルス性扁桃炎の場合は、風邪を引いた時と同じ治療を受けていただきます。解熱剤の服用や安静、こまめなうがいをきちんと行うと、1週間ぐらいで回復できます。
細菌性扁桃炎の場合は、抗生剤などの投与が有効とされています。症状を緩和させるための解熱剤や消炎鎮痛剤、うがい薬などを処方していきます。

扁桃周囲膿瘍

口蓋扁桃(こうがいへんとう)に生じた急性扁桃炎の炎症が周りにも広がることで、進行して膿ができてしまう疾患です。若年層の男性に多く見られます。のどの痛み・腫れ、発熱、顎が開けにくくなる、食べ物が飲み込みにくい、話しにくい、口臭、のどの片側が激しく痛むなどの症状がみられます。抗菌剤を用いた治療を行いますが、抗菌剤の投与を続けても改善されない場合は、膿瘍部分の穿刺(せんし)・切開を行って、膿を引く処置を行うこともあります。きちんと膿を出し切ると、痛みは緩和されます。

咽頭炎

咽頭とは、鼻腔や口腔の奥に位置しており、喉頭や食道につながる部分のことです。咽頭炎とは、咽頭に炎症を起こす疾患です。細菌・ウイルスの感染だけではなく、喫煙や刺激性ガス・粉塵(ふんじん)の吸入、大声を出し続ける生活習慣なども、炎症の原因になり得ます。発症すると、咳や痰、のどの痛み、むずがゆさ、声枯れなどの症状が現れ、重症化すると呼吸困難を起こす危険性があります。急性喉頭蓋炎などの合併を避けるためにも、「呼吸しにくさ」などの自覚症状があった時は、速やかに受診してください。
診療では問診とのどの観察を行い、喉頭ファイバーを使って咽喉頭の状態(炎症している箇所や度合い、気道の狭窄が起こっていないか)を確認し、治療を行っていきます。

耳鼻科で対応している検査

標準純音聴力検査

一般的な聴力検査です。ヘッドホンをつけて様々な音の強さ(大きさ)、音の高さ(周波数)がどの程度聞こえるのかを調べます。周囲の雑音を遮断するために防音室にて行います。

鼻咽腔ファイバースコピー

鼻血の出血部位の確認や副鼻腔炎により鼻茸、鼻粘膜の腫れ具合などを調べます。

喉頭ファイバースコピー

喉に魚の骨が引っかかって取れない場合に取り除く、声のかすれや声帯ポリープがないか確認するために使用します。

平衡機能検査

三半規管や視覚に異常が無いか調べる検査です。めまいのある場合に原因や状態を把握するため使用します。

ティンパノメトリー

鼓膜の動きを調べます。鼓膜や内耳とよばれる部分に異常がないか調べるために使用します。耳が詰まった感じがする、自分の声が響くなどといった症状に対して実施します。

診療時間表

内科 日・祝
8:30~12:00 /
15:30~18:00 / / /

休診日:木曜午後・土曜午後・日曜・祝日
内科:月曜、火曜、水曜の午前は2診体制となります。

耳鼻科 日・祝
8:30~12:00 / / / / / /
15:30~18:00 / / / / / / /

耳鼻科:第2、4木曜
※耳鼻科、認知症外来は日程が変更となる可能性があります。初診の方は受診前に電話でご確認下さい。

認知症外来 日・祝
8:30~12:00 / / / / / /
15:30~18:00 / / / / / / /

認知症外来:第2、4土曜
※耳鼻科、認知症外来は日程が変更となる可能性があります。初診の方は受診前に電話でご確認下さい。

皮膚科 日・祝
8:30~12:00 / / / / / /
15:30~18:00 / / / / / /

皮膚科:毎週金曜

担当医師

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